今日から新学期が始まった。だけど一向に式らしきものは始まらず、子供達は外で遊んでいる。でも先生達は外で椅子を並べてずーっとしゃべっている。そして「へい」と子供を呼んで、お金を渡し、自分の食べ物や飲み物を買ってきてもらうのだ。そのうち、何人かの児童が掃除し始めた。もう、砂埃だらけですごいのである。先生方は新学期のために教室を整えることはなしていない。何人かの児童が掃除しているが、他の児童は遊んでいる。でも、先生は注意もせず、ジュースを飲んだり、食べたりしながら、おしゃべりを続けているのだ。就学前の自分の子供を連れてきている先生もおり、その子の飲み食いするものまで児童にお遣い頼むのだ。いや、頼む…というより、命令している感じだ。しかし、買ってきても「ありがとう」の言葉もない。まだ机、椅子が準備されていない教室もあり、それを運ぶのも児童で、先生はおしゃべりしながら命令するだけである。運ぶときも危なっかしいし雑に扱っているけれど、やはりおしゃべりに夢中で見てもない。いったいどうなっているのだろうと思った。12時になると、児童も教師も一旦、昼食をとるために帰宅する。だいたいの学校は給食がない。そして午後は15時からスタート。午後もまったく同じ状況であった。よくここまでしゃべることあるなと思うくらい、先生達は集まって大きな声で笑いながらおしゃべりしていた。子供達は数人がまたほうきではいているが、大半は外に出しっぱなしになっている机や椅子に登って遊んでいる。今日1日はこんな調子で終わった。
※写真は教室準備をする子供達