今日はラマダン開けのお祝いの1日目。私は、学校のガルディアン(門番のこと。大抵、敷地内に自分の家を建てており、主に見張り役をしてくれます。ちなみに私の家にもいます。)が一緒にお祝いしようと声をかけてくれていたので、仕事はないけど、学校へ行きました。朝、自分の家から外へ出るとびっくり!いつも破れたり、汚れた洋服を着けている人、パンツ一丁、いや素っ裸で駆け回っている子が多いのに、みんなとってもきれいな服を身につけ、おしゃれ!!みんなです。どうしたのーーー!!!とびっくりしました。女性もみんなきれいな髪型です。学校までの間、あちこちで「バルカ(おめでとう)」と声をかけてくれます。友達とお祝いしている人々、鍋を頭に載せて忙しそうに親子で歩く人々、オレンジジュースを差し出してくれる人…いつもと違う通学路でした。
「ラマダン開けはたくさんのごちそうを食べるんだよ。」と教えてくれたガルディアンの娘のナフィサ。私が行くと、食べて食べてと、クスクス、牛肉のい煮込み、鶏肉の煮込み、米をごちそうしてくれました。食べ終わると、「トントン、トントン(もっともっと)」と言われ、調子にのって食べていたらかなり気持ち悪くなるまで食べてしまいました。(「食べれ、食べれ」は沖縄に似ているなぁ。)話は横道にそれるが、高校時代、ランチタイムにシェーキーズの500円ピザ食べ放題をやっていた。毎回、もうしばらくピザはいい…というくらいの気持ちになるまで食べていたのを思い出したほどである。その後は、ござを敷いて(ニジェールでござは必需品!私の家にも4枚あります。)お話ししました。話している間中、親類の人がクスクスとソースの入った鍋を持って、入れかわり立ちかわり訪問してきました。遠くに住んでいる叔父さんとか息子とかお嫁さんとか…。ちょっとしゃべって帰って行きました。それにしてもこんなに集まったクスクス、そうするんだろう。「もっと食べな」と言われたけど、ありがたいけど、もう私はとんでもなかった。ラマダン開けはごちそう作って、みんなで食べて、あちこちに挨拶周りをするのだ。日本の正月のようだと思った。夕飯もクスクスだった。